CTP出力
CTP出力とは
CTP出力とは CTPとは、Computer To Plateの略で、コンピューターからプレートセッターという製版機器を通して直接刷版に露光(ダイレクト刷版)する仕組みです。
今までの焼き付け工程をデジタル化することによって、よりスムーズに、より精密な版を作ることが可能になりました。
焼き付ける作業が無くなるため網点の太りやかすれが減少し、ゴミ等の汚れが無く、1%~99%の網点も表現が可能です。 また、何度版を出しても同じ品質で版を出すことが可能で、より安定した版の作成が可能になりました。
高精細ハイビジョン印刷の効果・特徴
干渉モアレ、線切れの解消
通常のAM スクリーンでは各版にスクリーン角度を設定して、出力モアレが最小になるように調節していますが、FMスクリーンではスクリーン角度がないので、出力モアレがありません。
ロゼッタパターンが出ない
AM スクリーンではハイライトから中間にかけて亀甲模様のロゼッタパターンが出ますが、FMスクリーンではこれが出ません。この特徴からハイライトから中間の階調性がなめらかに表現されます。
写真調の再現が可能
原色に近い色、彩度の高い色調がプロセス4 色で再現可能です。AMスクリーンでの4 色刷り以上の再現力があります。